桜の花がほころぶ季節になりました。
2018年 03月 29日
今一度、卒園児たちが残してくれた文集を開いています。
ひのくま幼稚園では毎年、「卒園記念文版画集」と題した記念集をつくり贈っています。
今年で40回目になります。
子どもたちは、ぼくのかお・わたしのかおを紙版画で作り、お母さん方は幼稚園での思い出や子どもへの願いを書きました。
先生たちからは、この1年の歩みを振り返るメッセージをのせています。
私も、元気で自分の持てる力を発揮できる小学生になってほしいとの願いを込めて、お祝いの言葉を、
そして表紙は、子どもの描いた絵で飾られています。
もうひとつ、子どもたちが幼稚園での思い出を書いた「ちいさな文集」があります。
「ぼくは、とびばこがたのしかったです。」「わたしは、げきのほんばんのときちょっとまちがえた
けど、たのしかったです」など、素朴なものですが、何度読んでも、子どもたちが残してくれた大切な
言葉に心があたたかくなりました。
ひのくま幼稚園では、いくつかの規則はありますが、ゆったりと楽しく遊んできたあしあとが
あります。
友だちとの付き合いは楽しいことの多い中にもその純粋さゆえに、時には厳しいこともあり、ずるい
こと、自分勝手なふるまいは許されないことも知ったでしょう。
泣いたり、怒ったり、我慢したり・・・。
この体験から友だちの大切さ「友だちっていいな」という気持ちも育っているはずです。
この先、小学校で、よき友と出会い、豊かな人生を送ってほしいと願っています。
by encyouno-otayori
| 2018-03-29 10:18
| 園長